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【コートジボワール密着!】練習で見えた警戒すべき攻撃パターンとは? ヤヤ・トゥーレは足に違和感、別メニュー調整続く

text by 清水英斗 photo by Hideto Shimizu

ヤヤ・トゥーレは別メニュー調整

【コートジボワール密着!】練習で見えた警戒すべき攻撃パターンとは? ヤヤ・トゥーレは足に違和感、別メニュー調整続く
コートジボワールのベースキャンプとして利用している「オスカル・イン・エコ・リゾート」では看板犬がお出迎え【写真:清水英斗】

 そして、もうひとつ注意しなければならないポイントは、カウンター。特に日本のCKが跳ね返された後のカウンターだろう。

 コートジボワールはジェルビーニョを最前線に残し、クリアと同時に、怒涛の勢いでティオテ、ヤヤ・トゥーレ、カルーらが飛び出して行く。このカウンターは迫力満点。彼らの攻め上がりについていけなければ、この形からの失点もあり得る。

 また、カウンターの威力を増すためには、今季プレミアリーグのスウォンジーで活躍したFWボニーも有効な選択肢だろう。コートジボワールにおいて、サッカー選手以上の存在とも言えるドログバがスタメンを外れることは、にわかには信じがたいが、36歳という年齢を鑑みて、90分の起用を避ける可能性はある。

 また、練習の冒頭、選手たちがピッチでボールを蹴り始めると、ハムストリングの負傷で日本戦の出場が危ぶまれていたヤヤ・トゥーレは、エアロバイクにまたがり、ペダルを漕ぎ始めた。

 別メニュー調整かと思われたが、2分ほどで切り上げ、そこからはウォーミングアップや戦術トレーニングなどチーム練習へ合流。ところがその後、足に違和感を訴え、再び別メニュー調整へ。日本戦の出場については未だ不透明だ。

【了】

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