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【W杯・試合採点】ウルグアイ対コスタリカ(グループD)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

ウルグアイ対コスタリカ 寸評

 ウルグアイ対コスタリカの一戦は、ウルグアイ優勢の展開に。左サイドのロドリゲスが起点となり攻め続ける。すると、24分には左サイドのセットプレーで、ルガーノが倒され、PKを得る。それを、カバーニがしっかりと沈め、ウルグアイが先制する。しかし、その後のウルグアイは、組み立ても、崩しの局面でもうまく行かず、試合は停滞しはじめる。

 しかし、1-0のまま、スコアは動かず始まった後半、早い時間帯にコスタリカに決定機が訪れる。後半9分、ガンボアが強引にあげたクロスが、ルガーノの頭にあたり、キャンベルの足下に。それをきっちりとキャンベルが決め、コスタリカが同点に追いつく。

 すると、同点弾以後、コスタリカが完全に試合を支配する。後半12分には、セットプレーで、ドゥアルテがヘッドで決めて逆転。後半39分には、先制を決めた21才キャンベルが絶妙なスルーパスを送り、途中出場のウレーニャがゴールに流し込み、だめ押し弾を決めた。

 その後、ウルグアイは強引に攻めるが、攻撃が噛み合わず、試合終了。コスタリカが優勝候補の一角ウルグアイを破り、ジャイアントキリングに成功した。

(文:内藤秀明)

【了】

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