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【W杯・試合採点】オランダ対チリ(グループB)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

オランダ対チリ 寸評

 グループB、最終戦、今大会無敗の3バック対決、オランダ対チリの一戦は、スコアはすぐには動かないものの、緊張感があり、強度も高い、非常に魅力的な一戦になった。前半、ボールを保持したのは、チリで、そのポゼッションは非常に高い。

 一方で、引いて守る展開になるオランダだが、それでもラインは下げ過ぎず、コンパクトに保ち、ギリギリのところで相手に仕事をさせない。

 前半はスコアレスのまま折り返し、後半に入ると、オランダが試合を支配しはじめる。すると、後半32分、コーナーキックを途中出場のフェルがヘッドで合わして、オランダが先制する。負けじと、チリは同点を目指すが、実らない。

 そして、終了間際の47分、カウンターから、ロッペンが独走しクロス。それを、デパイが決めて、オランダがだめ押しに成功する。試合はそのまま終了し、オランダは2-0で勝利、グループリーグ1位通過を決めた。

(文:内藤秀明)

【了】

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