フットボールチャンネル

Jリーグ 10年前

レナト 左サイドの閃光―静かなる超人の原点と秘めた思い―

text by 江藤高志 photo by Getty Images

ジュニーニョから引き継い背番号10

――ブラジルでの休暇はどうでしたか?

「基本的にはカルドーゾの両親の家でゆっくりしていました。あとはコリチーバを始めとして、いろいろなところを訪れました。奥さんや自分の家族に会いに行ったので、本当にあっという間に休暇が終わってしまいました。本当は観光や旅行をしたかったのですが、でもゆっくりできたと思います」

――今(2014年1月23日)のコンディションは?

「いつものことですが、オフ明けはなかなか体が重いですね。ずっと何もやっていなかったので。ですから今は筋肉痛が出てきたりしているのですが、それも徐々に無くなってきて、少し良くなり始めています」

――天皇杯の鳥栖戦を前にすごく試合をしたいと言っていましたが、ケガのため欠場したままシーズンが終わってしまいました。今は試合がしたくて仕方ないのでは?

「あの時は膝の状態が良くなくて、プレーする状態にありませんでした。自分に加えてコミ(小宮山尊信)、ノボリ、(大島)僚太がケガをしていてチーム状態としては良くなかったですね。もちろん、自分だけが残念に思っているわけではないですが、あのタイミングでケガをした選手はみんな残念に思っていると思います。でも今は、ケガ人も少なく、みんなシーズンを楽しみに良い準備をしているのかなと思います」

1 2 3 4 5 6 7

KANZENからのお知らせ

scroll top