レナト 左サイドの閃光―静かなる超人の原点と秘めた思い―

「Jリーグ最強の外国籍選手」と恐れられた2013シーズン。一瞬で相手を置き去りにするドリブルと強烈な左足は大きなインパクトを残した。左サイドを蹂躙する超人は今季、どんな進化を遂げるのか。ブラジル時代の原点と今季にかける想いを聞いた。

2014年08月27日(Wed)10時00分配信

text by 江藤高志 photo Getty Images
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【フットボールサミット第19回】掲載

フロンターレとの運命的な出会い

――生まれ育ったのはなんという町ですか?

「カルドーゾという町です。人口は1万2000人ほどでサンパウロから車で5時間半ほどのところにあります」

――サッカーを始めたきっかけは?

レナト 左サイドの閃光―静かなる超人の原点と秘めた思い―
レナト【写真:Getty Images】

「お兄さんがサッカーをやっていて、もともと興味があったということ。お父さんもすごくサッカーが好きで、自然とその流れで自分もサッカーをするようになりました。小さいころからドリブルが好きで、10歳のころにミナスから誘われて、将来的にプロでサッカーができればいいなと夢見るようになりました。

 その後、複数のクラブに移籍しましたが、今思えば、9歳くらいからサッカーが自分の人生そのものに変わったように思います」

――その頃からうまい、という自覚はありましたか?

「小さい時から自分を知っている人たちは、そう言ってくれていました。自分でもその言葉を頭に入れ、プロになるためにそうした評価を自分の力に変え、それが自分の自信へと変わったのだろうと思います」

――子供の頃憧れていた選手は?

「ロナウドです。でも2002年W杯の時のあの髪型は嫌でした。その前の坊主頭時代が好きです(笑)」

――ドリブルが得意になるきっかけがあったのですか?

「特にきっかけがあるわけではないですね。チームが変わる時にポジションが変われば多少スタイルも変わるでしょうし、そのポジションにフィットするやり方もあると思います。自分もそうやって自然と変わってきたと思います」

――奥さんのカローさんと出会ったのが13歳のころとのことですが、その時の話を教えて下さい。

「彼女が家族の関係でカルドーゾに引っ越してきました。その後近所でみかけるようになって、気になるようになりました」

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