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チャンスらしいチャンスも作れない。マンU、2戦連続ドローでいまだ勝利なし

text by 編集部 photo by Getty Images

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ディ・マリアは中盤で起点になろうと動き回り、フリーランニングも厭わない【写真:Getty Images】

 プレミアリーグの14-15シーズン第3節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドはアウェイでバーンリーと対戦した。ドルトムントへの復帰が秒読み段階に入ったとされる香川真司はベンチ外となった。

 前節はドローに終わり、開幕2戦を終えての勝点はわずかに1。勝利が欲しいユナイテッドはこの日もFWウェイン・ルーニーとFWロビン・ファン・ペルシーの2トップ。そして、加入間もないMFアンヘル・ディ・マリアもスタメンに名を連ね、攻撃的MFで出場した。

 試合開始早々にクロスバー直撃のFKを放たれ、直後に不用意なバックパスからピンチを迎えるなど、立ち上がりはバーンリーのペースで進む。

 ユナイテッドは15分、ディ・マリアのフィードに抜け出したファン・ペルシーが胸でのコントロールから狙ったが、相手GKのセーブに阻まれる。

 ディ・マリアは中盤で起点になろうと動き回り、フリーランニングも厭わない。しかし、彼のプレーが目立てば目立つほど、ミスの多い周囲の緩慢なパフォーマンスが浮き彫りになった。

 後半もユナイテッドの攻撃は迫力がない。ボックス内までボールが来ない状況で2トップは沈黙。ファン・ペルシーのプレーは、ベストコンディションとは程遠いものだった。

 チャンスを作れないユナイテッドは、ディ・マリアに代えてMFアンデルソン、ファン・ペルシーに代えてFWダニー・ウェルベックを投入する。

 78分にはCKからルーニーがフリーでヘディングシュートを放つも枠を捉えられず。結局試合はそのままスコアレスで終了、ユナイテッドは2戦連続のドローとなった。

【了】

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