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柿谷「常に中心としてやっていけるように」。主力としての自覚芽生える

text by 編集部 photo by Getty Images

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今季からスイスに活躍の場を移したFW柿谷曜一朗【写真:Getty Images】

 ハビエル・アギーレ監督の初陣となるウルグアイ戦を5日に控える日本代表は3日、札幌での合宿3日目が終了。選手は練習後、報道陣の取材に対応した。

 今季からスイスに活躍の場を移したFW柿谷曜一朗(バーゼル)は、スイスでのプレーについて「キツい。体力的に戦えなければ通用しない」と、フィジカル的な強さの重要性を語った。

 クラブではトップ下からウイング、センターFWと複数のポジションで起用されているが「どのポジションでも出来れば監督も使いやすい。100%で出来れば貢献出来るし、1つのポジションにとらわれずプレーすることは成長につながる。どこでもゴールを取れるようにしたい」と前向きに捉えている。

 かつては“海外に行きたくない”と発言していたこともあったものの「そう言っていられる歳でもない(笑)」とし、代表でも年齢的に中堅となるため「自分より年下で素晴らしい選手が多い。皆で良いチームを作っていくためにも、常に中心としてやっていけるように頑張る」と中心選手としての自覚を語った。

 また、バーゼルはスイスの5連覇王者としてUEFAチャンピオンズリーグにも出場。グループリーグではレアル・マドリー、リヴァプールというビッグクラブと同組だけに「一番の楽しみ」と、ビッグマッチへの意欲を燃やしていた。

 【了】

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