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アギーレ監督、敗戦にも戦う姿勢は評価「日本代表であることは誇り」

text by 編集部 photo by Getty Images

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アギーレ監督はミスからの失点を悔やんだ【写真:Getty Images】

 日本代表は5日、札幌ドームでハビエル・アギーレ監督の初陣となるウルグアイ戦に臨み0-2で敗れた。

 アギーレ監督は、試合後の記者会見に出席し「勝敗を分けたのは相手の経験と我々のミス。ウルグアイのようなビッグチームの前でミスを犯せばやられてしまう」とミスからの失点を悔やんだ。

 試合前には選手に対して「日本代表であることは誇りであり、後押ししている国民がいる。このユニフォームの名誉のために、どのような相手に対しても戦わないといけない」と、話したという。

 そして「こうした結果になったが、満足している部分もある」とし、「チームが戦っていたこと。負ける気持ちになる場面がなかったこと。失点が2つあったが、落ち込むこともなかった」と選手のメンタル面には満足感を示した。

 また、代表発表会見では『ボールを持つ2分間よりボールを持っていない88分を見たい』と語っていたが、「ボールがないときに、少し集中が切れていた選手がいた。だが全体を見ると、ボールがないときもしっかりゲームに参加する姿が見られた。そういった意味では満足している」と語った。

 この試合ではキャプテンマークをFW本田圭佑(ミラン)に託したが、その理由については「まず、本田、川島、吉田の3人がキャプテン」とした上で、「GKはレフェリーから遠いというのがひとつ。そして経験、年齢を考慮すれば、今日は吉田ではなく本田かなと思った」と説明した。

【了】

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