“史上最大”の日本代表は誇り高く狡猾な“弱者のサッカー”を志向するのか?

9月5日、アギーレ監督率いる新生日本代表がその初陣を迎えた。「4年後」を意識させるメンバー構成の中、日本はウルグアイに0-2で敗れた。この「最初の90分」で見えてきたもの、あるいは見えてこなかったものとは何なのか。博識の党首・大島和人がこの初戦をレポート。強敵ウルグアイを向こうに回したこの一戦における新指揮官の狙いは何だったのだろうか。

2014年09月08日(Mon)11時39分配信

text by 大島和人 photo Getty Images
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平均身長181.8cmの先発布陣

 ウルグアイ戦のスタメン発表を見て、頭に「ハテナ」の湧いたサッカーファンは少なくなかったはずだ。日本サッカー協会のポジション登録によれば、DFが5名(長友佑都、森重真人、坂井達弥、酒井宏樹、吉田麻也)、MFが2名(細貝萌、田中順也)、FWが3名(本田圭佑、岡崎慎司、皆川佑介)という構成になる。アギーレ監督は事前に[4-3-3]の採用を公言していたが、この面子だとCBタイプが3名もいる。

 いざ試合が始まると、森重真人がCBでなくアンカーに入っていた。ピッチ上の11名を見ると、170cm台の選手は長友佑都、細貝萌、岡崎慎司の3名だけ。スタメンの平均身長が181.8cmという“史上最大”の日本代表である。

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