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酒井高、右SBでのプレーに反省点。「右でも左でも同じような質のクロスを挙げられるように」

text by 編集部 photo by Getty Images

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DF酒井高徳(シュツットガルト)は、本職の左SBではなく右SBでのフル出場となった【写真:Getty Images】

 日本代表は9日、横浜国際総合競技場でハビエル・アギーレ監督の2戦目となるベネズエラ代表戦に臨み、2-2で引き分けた。

 DF酒井高徳(シュツットガルト)は、本職の左SBではなく右SBでのフル出場となったが「プロなので言い訳はしたくないけど、クロスの部分で違いがあった」と課題を挙げた。

 さらに、「どれだけ惜しいチャンスを作ってもゴールやアシストなど形にしなければ意味がない。それはドイツで学んだ」とし、「右でも左でも同じような質のクロスを挙げられるようにクラブに持ち帰ってレベルアップしたい」と語った。

 アギーレ監督からは「アタッキングサードや相手ペナルティに入った際には選手の判断に任せる。そこでのミスは気にしないと言われている」という一方で「後ろで賭けをするのは良くない。そこでのミスは失点のリスクがある。そこはセーフティーにやるところ」と言われていると明かした。

 実際、2試合とも失点は後方でのミスによるものであり、その指示に対しては「後ろで簡単にやって、前では自分たちの判断で出来るのはいいこと。選手に自信をもたらす」と歓迎している。

 しかし、「個人的にはクラブも代表も攻撃的。でも、自分の持ち味は出せたけど結果が出なかったというのがクラブ、代表ともに今の自分の状況」と冷静に自己分析。

 そして「前に行ける分、クオリティを高めなければいけない。そこも課題としてやっていく」と成長を誓った。

 
【了】

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