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バイエルン、CL2連勝もドイツ紙は“守備の混乱”を指摘

text by 編集部 photo by Getty Images

バイエルン、CL2連勝もドイツ紙は“守備の混乱”を指摘
メフディ・ベナティア【写真:Getty Images】

 30日(日本時間1日未明)に行われた欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージ第2節において、バイエルン・ミュンヘンはアウェイでCSKAモスクワと対戦。1-0で勝利を収めた。

 アウェイで勝利し、2連勝を飾ったもののその守備には不安があるようだ。ドイツ紙「ヴェルト」は、この試合でしばしば守備が混乱していたと報じている。

 前日の夜に宿泊先のホテルで火災警報が鳴るアクシデントに見舞われたバイエルン。試合は、前半22分にMFトーマス・ミュラーが決めたPKの1点だけと物足りない内容だった。

 バイエルンはDFジェローム・ボアテングに代わり、メフディ・ベナティアを起用。しかし、それがうまくいかず何度も相手に決定機を与えた。CSKAがそれらをものにし、あるいはGKマヌエル・ノイヤーの好セーブがなければこのような結果にはならなかったと同紙は述べている。

 試合後、バイエルン監督ペップ・グアルディオラは「我々は数多くのチャンスはあったが、それをものにすることはできなかった。それでも勝てたことは大きい」と話している。しかし、それとは裏腹にたびたびピンチを迎えた守備のパフォーマンスには満足していない様子。

 バイエルンは21日にアウェイでローマと対戦する。難敵との対戦を前に、もう一度守備を整備し直す必要があるようだ。

【了】

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