無念の代表辞退も成長は止めない。鹿島DF昌子源がガンバ戦後に語った思い

アギーレジャパン初招集の昌子源だったが、右足に痛みを抱えていた。それでもガンバ大阪との一戦は90分間戦い続けた。しかし、その代償は大きなものだった

2014年10月06日(Mon)11時10分配信

text by 青木務 photo Getty Images
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チームの勝利のために強行出場を果たしたが

無念の代表辞退も成長は止めない。鹿島DF昌子源がガンバ戦後に語った思い
鹿島アントラーズの公式HPで昌子源の日本代表辞退が発表【写真:Getty Images】

 5日夜、鹿島アントラーズの公式HPで昌子源の日本代表辞退が発表された。この日の昼に行われたガンバ大阪戦では強行出場していた。

 右太ももの張りにより、コンディションは決して万全ではなかった。だが、上位決戦という大事な試合ということもありスタメンに名を連ねた。フル出場を果たしたものの、チームは後半アディショナルタイムにゴールを奪われ逆転負けを喫した。

 苦しい試合だった。対峙するパトリックに対し、同僚FWを重ね合わせた。

「自分の頭の中では右利きのダヴィというイメージを持ってやっていました。くっつき過ぎるとランウィズザボールみたいに前に蹴って走ってくるタイプだと思っていました。ビデオを見ていてもそういうシーンはあったし、しっかりポストプレーもできるので、なかなか対応は難しかったです。結果的に1点入れられていますし、自分としては不甲斐ない結果だった」

 相手の特徴を研究していたが、それでもパトリックの能力は高かった。特に前半は、昌子のところを徹底的に狙われた。

「見ていてもわかったと思うんですけど、明らかに僕の背後をパトリック選手が狙っていました。色んな情報を入れてそうやってきたのかはわからないですけど、前半も苦しめられて危ないシーンが2、3度続いた」

 ガンバは精度の高いパスを出せる選手がおり、局面を打開する術も知っている。鹿島が連動したプレスではめこむ場面もあったが、ガンバが一枚上だった。

「キックの精度が高くて、ピンポイントで僕の裏へ蹴ってきた。そこは前からアプローチして蹴らせないこともできましたけど、ガンバさんも上手くて、ショートパスを繋ぎながらロングキックを混ぜたりと色んな展開をしてきた。なかなか的を絞れない攻撃をされたので苦しい展開になりました」

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