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「ドルトムントは降格争いをする?」。80%がノー! 中断明けの主力復帰に期待「負傷者が戻れば本当の顔を示す」

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「破滅的なクラッシュ」。降格権間近のドルトムント

 トピック3「ケラーはシャルケに間違ったトレーニングをしている!」

 ビルト紙は「公式戦10戦でたった2勝である!」と記して、これまでも都度去就が取沙汰されたシャルケの指揮官ケラーについて、「今、遠回しな批判が選手から上がった」と記した。

 同紙が引用したのはフンテラールのコメントである。フンテラールは1-2で敗れたホッフェンハイム戦の後で「ポジショニング、戦術、集中―これらを我々はもっとトレーニングしなければならない」と述べた。

 ビルト紙記者のペーター・ヴェンゼル氏は「W杯の後での複雑な準備と多くの負傷者では全ての説明はつかない」と記している。

 トピック4「クロップは降格争いをする!」

 ビルト紙は「2度の優勝、2度の準優勝―この4年間でのドルトムントの結果である。今季は破滅的なクラッシュ:13位に留まり、16位とは勝ち点差2である」と記して、降格圏がすぐそこに迫っていることを示している。

 同紙は「7試合で勝ち点7は2009年以来最も悪いシーズンスタートである」として、クロップの「どん底だ。しかしシーズンの残りへのスタート地点でもある」というコメントを引用する。

 ビルト紙は危機を煽りながらも、「クロップにとって良いこと:何人かのスターは2週間の内に再びフィットする」としてまた指揮官の「ギュンドアンは問題なくトレーニングしており、中断期間の後に戦列に復帰するだろう」といった言葉を掲載した。

 ビルト紙記者のヨルグ・ヴェイラー氏は「負傷者が戻れば、BVBは本当の顔を示すだろう。私は直ちに王者クラスの資格を得ると、チームを信頼している」と記している。

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