日本代表の攻守のキーマンとなる森重真人選手が歩んだ少年時代

2014年10月09日(Thu)12時52分配信

text by 元川悦子 photo Getty Images
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森重選手のサッカー人生を変えた運命的な出会い

(広島高陽フットボールクラブの)植村代表はこう証言する。

「私が安佐北区の口田小学校で指導していた頃、4年の森重がいる西区の三篠と試合をする機会がありました。前半はセンターフォワード、後半はゴールキーパーで出てきましたが、森重は広島市内でもレベルの高い口田の6年生と互角のプレーをしていました。あまりにもインパクトが強かったので、その後、西区のトレセンの指導者にも『三篠にすごい子がおるから、しっかりと育ててあげんといけんよ』と話したくらいです」

 その翌年である98年、植村代表と真人少年は運命的な出会いを果たす。兄・勇太さんの中学進学を機に、森重家は安佐北区に新居を構えて引っ越し。真人少年も口田小学校に転校することになったのだ。

 偶然は重なるもので、隣には渡大生(現ギラヴァンツ北九州)の一家が住んでいた。渡3兄弟の長男が森重の1つ下で、口田小に通っていたことから、新天地での新学期が始まる直前の春休みに一緒に学校へ行ってボールを蹴ることになったという。

 その様子をたまたま見かけた植村代表は、目の前の光景に我が目を疑った。
「『何であの子がおるんや』とビックリしました。まさかあの子が私のところに来るとは考えてもみなかったんでね。しっかり指導せんといかんなと思いました」

 当の真人少年にとっても、植村監督との出会いは非常に大きかった。「植村先生はすごく気さくな方。ギャグを交えながら教えてくれるので、練習がすごく楽しかった」

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