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ドルトムント、先制するも香川交代直後に2失点で逆転負け。泥沼5連敗にクロップ監督「妥当な結果」

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトムント、先制するも香川交代直後に2失点で逆転負け。泥沼5連敗にクロップ監督「妥当な結果」
ユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】

 ブンデスリーガの第10節が現地時間1日に行われ、MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでバイエルン・ミュンヘンと対戦して1-2で敗れている。

 香川は、2シャドーの一角として先発。先制点の起点となるパスを出すなど、好プレーを披露していたが、71分に交代となった。その直後にチームは2失点して敗戦した。

 5連敗で暫定順位を16位まで落としたドルトムント。試合後の会見で、ユルゲン・クロップ監督は「妥当な敗戦」と、肩を落とした。

 試合を振り返ったクロップ監督は「前半は素晴らしい出来だった」とコメント。加えて「柔軟性、多様性、さらに素早い攻撃が出来た」と、ほぼ会心の出来だったようだ。

 それとは逆に、後半は明らかに悪かったと嘆いている。内容も「ボールをつなごうとはせず、ロングボールが多かった」と、述べた。その結果、バイエルンにセカンドボールを拾われ、逆転を許してしまったと分析している。

 同監督は「前半のような戦い方であれば、バイエルンに、効果的な攻撃を許すことは無かった」と話し、前後半通して同じ様に試合が運べなかったことを悔やんでいる。そして、「前半は勝利に値するゲームだが、後半はそうではない。妥当な敗戦だ」と、話した。

 嘆いてばかりもいられず、4日にはすぐにチャンピオンズリーグ(CL)のガラタサライ戦が控えている。今は切り替えて、目の前の試合をこなしていくしかない。

【了】

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