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バイエルン、途中出場のリベリが全得点に絡み逆転でドルトムントを下す。グアルディオラ監督「我々を救ってくれた」

text by 編集部 photo by Getty Images

バイエルン、途中出場のリベリが全得点に絡み逆転でドルトムントを下す。グアルディオラ監督「我々を救ってくれた」
試合後、ジョゼップ・グアルディオラ監督は「リベリが我々を救ってくれた」と称えた【写真:Getty Images】

 ブンデスリーガの第10節が現地時間1日に行われ、バイエルン・ミュンヘンは、MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントとホームで対戦して2-1で勝利した。

 無敗で首位を走るバイエルンだったが、前半31分にドルトムントのMFマルコ・ロイスに先制点を決められ苦しい展開に。重苦しい雰囲気を救ったのが、70分に投入されたMFフランク・リベリだった。

 リベリは、同点弾のきっかけとなるスルーパスを出し、さらには逆転のPKを得る活躍。全得点に絡んでチームを勝利に導いた。

 試合後の記者会見で、ペップ・グアルディオラ監督は「リベリが我々を救ってくれた」と称えた。そして、リベリは相手DFと対峙すると1対1を仕掛け、それが相手の脅威になったと話している。

 リベリ投入までゴールは生まれなかったものの、後半に入り試合を優勢に進めたバイエルン。グアルディオラ監督は「前半はシャビ・アロンソが封じられていた」と分析し、「その修正を行った」と明かしている。

 また、グアルディオラ監督はチームへの称賛も忘れてはおらず「後半は素晴らしかった。チームに賛辞を送りたい」と話した。そして「どのような状況でも、修正できるのが我々の強さ」と、バイエルンのチームとしての能力の高さを誇っている。

 これで今季はドイツ・スーパーカップを除き、未だ無敗。昨季も圧倒的強さでリーグを制したバイエルンだが、チャンピオンズリーグ(CL)で優勝を逃した悔しさは忘れていはいない。自国ベルリンで行われる決勝に進むためには、立ち止まってはいられないようだ。

【了】

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