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ピッチ外の喧騒に嫌気? メッシ、バルサ退団の可能性を初めて認める。スペイン全土に衝撃

text by 編集部 photo by Getty Images

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果たしてメッシはバルサを去るのだろうか【写真:Getty Images】

 バルセロナのFWリオネル・メッシが18日、アルゼンチン紙『オレ』でクラブ退団の可能性を認めた。

 2001年にバルサと正式契約を結び、以降クラブ愛を貫いてきたメッシ。当然契約も2018年まである。昨季無冠に終わり今夏も移籍の噂が流れたが、彼自身がその可能性に言及したのは初めてである。このニュースはスペイン全土に衝撃を与え、同国のほぼすべてのメディアが驚きを持って後追いしている。

「僕は今を生きている。バルセロナで結果を出してタイトル制覇について考えている」と、あくまで今季に集中する姿勢を見せるも、「僕に判断を委ねられたときは、常に『ここに一生残る』と言ってきたが、物事が必ず好きなように運ぶとは限らない。フットボールではなおさらだ。色んなことが起こるからね」と、100%のクラブ残留は保証できないと主張した。

 またバルサでは、元会長ヌニェス親子の収監やメッシ自身の脱税疑惑、ネイマールの移籍問題にラポルタ氏とロセイ氏の元会長同士の裁判などスキャンダルが絶えない。これらについてメッシは、「困難だ。バルサの今の状況を考えればね」と語るなど、ピッチ外の喧騒に嫌気が差していることを示唆した。

 メッシのもとにはこれまでもパリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティなどから天文学的なオファーが届き、そのたびに断ってきた。だが、次回以降もメッシが首を横に振るとは限らない。

 フットボールの世界ではどんなことでも起こり得る。メッシとて、例外ではない。

【了】

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