「オレンジ」がJ2に落ちる日。断崖絶壁の清水で大榎監督は活路を見出したのか?

2014年のJ1リーグも、いよいよ12月7日に最終節を迎えようとしている。優勝、残留などそれぞれ目指す場所は違えども、12月6日の15時30分から始まるゲームで、クラブの命運が分かれるのは同じ。現在15位の清水を追う田中芳樹は、シーズン途中からクラブを背負うことになったレジェンド監督の目線で現状を紐解く。

2014年12月05日(Fri)10時30分配信

text by 田中芳樹 photo Getty Images
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新監督就任から5ヶ月

「オレンジ」がJ2に落ちる日。断崖絶壁の清水で大榎監督は活路を見出したのか?
大榎克己監督【写真:Getty Images】

「オレンジはJ2に落ちない」

 まことしやかにささやかれてきた言葉も、今季で終わることとなった。来季J1に残るのは清水のオレンジか大宮のオレンジか。どちらも残ることはあり得ない。「オリジナル10」と言われるJリーグ創設時のクラブの一つとして、清水エスパルスは「勝ち点1で残留」となる今季最後の試合にプライドを持って臨む。

 そんな状況で清水の指揮を執るのは、大榎克己監督。清水のプロ第一号選手でもあった彼は、監督就任直後から選手たちから信頼を得ることに成功している。だが、すぐに結果を残すことはできなかった。試行錯誤を繰り返した約5ヶ月。今節、その集大成を我々は目の当たりにすることになる。

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