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バーゼルがベスト16進出!! リバプールは3位でELへ

text by 編集部 photo by Getty Images

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先制ゴールのバーゼルMFフライ(右)【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第6節が現地時間9日に行われ、リバプールはホームでバーゼルと対戦して1-1で引き分けに終わった。

 勝利がベスト16進出のための最低条件だったリバプール。開始わずか2分にスティーブン・ジェラードがシュートを放つなど積極的に攻撃を仕掛ける。

 20分、右サイドでフリーになったラヒーム・スターリングだったが、シュートではなくパスを選択。これはバーゼルDFにカットされてしまう。リバプールはチャンスを自らふいにしてしまうなど、リズムに乗れないまま試合は展開する。

 25分、先制はアウェイのバーゼル。MFルカ・ツフィの丁寧な落としからファビアン・フライが左足で強烈ミドル。リバプールGKシモン・ミニョレは一歩も動けず、ボールは右サイドネットに突き刺さった。

 高い位置からの積極的なプレスが効果的に働き、バーゼルが主導権を握って試合を進める。

 前半0-1とビハインドで折り返したリバプールは、後半開始直後からリッキー・ランバートに代えてラザル・マルコビッチ、ホセ・エンリケに代えてDFアルベルト・モレーノを投入。

 積極的なドリブルでチャンスを作っていたマルコビッチだったが、60分に一発退場となってしまう。追いすがるバーゼルDFベーラング・サファリの顔面に振り払った右手がヒット。主審は迷わずレッドカードを提示した。

 2点が必要なリバプールは、残りの30分を10人で戦うことに。

 それでも81分には、ジェラードがFKを直接沈め、1-1の同点に。キャプテンの見事な一撃で会場の雰囲気も最高潮に。

 しかし、リバプールの猛攻をバーゼルが守りきり、1-1で試合終了。

 リバプールは5シーズンぶりのCLの舞台で輝くことが出来ず、グループステージ敗退。ルドゴレツがレアル・マドリーに敗れたため3位となりELへ回ることに。一方のバーゼルは、2011-12シーズン以来のベスト16進出を決めた。

 なお、バーゼルの柿谷曜一朗はベンチ外だった。

【了】

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