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バーゼルMF、身の潔白を主張「僕はダイバーじゃない」

text by 編集部 photo by Getty Images

バーゼルMF、身の潔白を主張「僕はダイバーじゃない」
マルコビッチ(右)はバーゼル戦で一発退場となった【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグのグループステージ最終節(現地時間9日)、リバプール対バーゼルの試合で、リバプールのMFラザル・マルコビッチは61分に退場処分となった。

 マルコビッチが大きく振り払った右手が、バーゼルのMFベーラング・サファリの顔面に命中。顔を押さえてその場に倒れこむサファリの姿を確認すると、主審は迷わずレッドカードをマルコビッチに突きつけた。

 試合後、リバプールのブレンダン・ロジャース監督は「レッドカードの判定にはがっかりだった」と判定に不満を露わにしている。

 そして、当事者のサファリもそのシーンについてコメントを残した。10日付けの英紙『ガーディアン』が伝えているところによると、彼は「もし手が当たっていなかったら、僕は倒れたりはしなかった。僕はダイブをするような人間じゃない」と話している。

 しかし、サファリ本人もマルコビッチが退場になるとは思っていなかったようだ。

「少しおかしな状況だった。レッドカードが出るなんて思っていなかったよ。頭部の負傷だから審判が笛を吹いたと思ったんだ」と、状況を説明。

「その後、リバプールの選手にボールを返そうと思ったら、リバプールの選手が僕に対して怒っているのに気がついた」と、判定には本人も驚いていたようだ。

 結局、バーゼルは10人になったリバプールに1点を返されるなど、終盤に猛攻を食らった。それでも耐え抜き1-1のドロー。バーゼルはグループBで2位の座を死守し、決勝トーナメントへと駒を進めている。

【了】

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