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ヤング・ボーイズが2得点で勝利。久保は逆転で決勝T進出し、U21合流へ!

text by 編集部 photo by Getty Images

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決勝T進出のヤング・ボーイズFW久保裕也【写真:Getty Images】

 ヨーロッパリーグ(EL)最終節が欧州各地で行われ、FW久保裕也の所属するヤング・ボーイズは、ホームでスパルタ・プラハと対戦して2-0で勝利している。

 グループIの2位と3位の直接対決となったこの試合で、3位のヤング・ボーイズは勝たなければ予選リーグ敗退となってしまう。ELの前節では2得点、その後のリーグ戦でも得点を挙げ、U-21日本代表に選出された久保はスタメンに名を連ねた。

 試合は開始1分でヤング・ボーイズにいきなり絶好機。右サイドからのアーリークロスをDFシュテフェンがフリーでヘディング。しかし、枠をとらえられず、先制とはならなかった。

 12分には、シュテフェンの浮き球のパスに久保が抜け出すが、GKにキャッチされる。

 以降はどちらも決定的なチャンスを作れないまま試合は進んだが、24分にヤング・ボーイズはピンチを迎える。オフサイドラインギリギリで相手に裏へ抜けられ、左サイドから中へクロス。あわやというシーンを作られるが、中の選手には合わず事なきを得る。

 28分にも左サイドを突破されクロスを上げられるが、GKムボゴがファインセーブ。そのこぼれ球からのシュートもブロックし、得点を許さない。

 押されていたヤング・ボーイズは、32分にチャンス。DFの裏へ抜け出し、右サイドから持ち込んだ久保がシュートを放つ。惜しくも枠をとらえられず、得点にはならなかった。

 39分には、MFサノゴのシュートがDFにはじかれたボールが久保の足元へ。決定的なシーンだったがGK正面へ。

 42分にも久保が強烈なミドルを放つが、またもやGKにはじかれる。

 結局前半は、どちらも得点を奪えずスコアレスで折り返した。

 後半、ファーストシュートはS・プラハ。しかしこれは力なくGKががっちりキャッチ。

 ヤング・ボーイズは後半も久保を中心に積極的に仕掛ける。56分には久保が右サイドをドリブルで突破し、シュート。しかし、これもGK正面。

 67分にはヤング・ボーイズ、69分にはS・プラハが決定的なチャンスを迎えるがどちらも得点が奪えず時間が過ぎていく。

 70分にヤング・ボーイズのシュテフェンが右サイドを突破するがクロスを上げられず。

 しかし、74分にはFKからPKを獲得。これをFWオアロが決めてついにヤング・ボーイズが先制する。

 その後、ヤング・ボーイズは再三ピンチを迎えるが、GKのファインセーブもありゴールを割らせない。

 82分には、久保を交代し、ベルトーネを入れ逃げ切りを計る。

 1-0で終了するかと思われたアディショナルタイム。シュテファンがカウンターから独走し追加点。試合を決めた。

 このままヤング・ボーイズは、2-0で勝利。逆転で決勝トーナメント進出を決めた。

【了】

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