ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督【写真:Getty Images】
UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループリーグ第6戦でフィオレンティーナはディナモ・ミンスクと対戦して1-2で敗れた。
首位でグループリーグ突破を決めたものの、今大会初めて敗れたチームのパフォーマンスにヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は不満をのぞかせている。
試合後の会見で「恥ずかしいし、失望している」とこの試合を振り返ったモンテッラ監督は、「強度と集中力が普段の我々に比べて劣っていた」と敗因を分析。
また、試合開始から24分で交代を宣告したファン・ギジェルモ・クアドラードを「彼は試合に臨む精神状態ではなかった」と非難している。
クアドラードだけでなく、マリオ・ゴメスも前半のみで交代となった。その起用について問われると「他に選択肢はなかった」と負傷者の多いチーム状況を嘆いた。
しかし、明るい材料もある。クアドラードと交代でピッチに立った17歳のシモーネ・ピネリが好プレーを披露した。さらにセリエAで全く出場機会がなく、ELが主戦場となっているマルコ・マリンがチーム唯一のゴールを決めて、存在をアピールしている。
モンテッラ監督も「ミネリは非常に若く未熟だが、大きな可能性を示した。マリンもよくやった」と2人のプレーを称賛した。
EL決勝トーナメント1回戦の対戦相手は今月15日に決定し、来年2月19日に1stレグ、同26日に2ndレグが行われる。
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