ボルシアMGルシアン・ファブレ監督【写真:Getty Images】
ヨーロッパリーグ(EL)最終節が欧州各地で行われ、ドイツのボルシア・メンヒェングラッドバッハ(MG)は、ホームでチューリヒと対戦して3-0で勝利している。
すでにグループステージ突破の決まっているボルシアMGだが、この試合は勝たなければ首位通過はなかった。リーグ戦では10戦無敗の後、3連敗。6日に行われたヘルタ・ベルリン戦でようやく連敗を脱した状況だけにあまり良いとは言えなかった。
しかし、この日はルシアン・ファブレ監督以下、選手たちも「当然の勝利」と話したように3-0で快勝を収め、見事首位でグループステージ突破を決めた。
この日の試合についてファブレ監督は「非常に良いパフォーマンスを示した」と、チームの出来に満足の様子。そして「良いテンポで試合を運ぶことができ、比較的早い時間に点が取れた」と、早い段階での先制点が獲れたことで試合を有利に運べたとしている。
また、後半も追加点を奪えたことで「試合を完全に支配し、決定付けた」と、話した。
マックス・エーベルSD(スポーツディレクター)も「1-0の時はまだハラハラしていたが、2-0になってからは非常に集中していて安心できた」と、明かしている。
無敗でグループステージを突破したことにファブレ監督は「目標は達成できた。選手たちを祝福したい」と称賛。MFグラニト・シャカも「非常に満足している。すごく楽しみだ」と、決勝トーナメントを心待ちにしている。
70年代にタイトルを総なめにしていたドイツの古豪。再び欧州の舞台で輝く日も近いかもしれない。
【了】
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