フットボールチャンネル

札幌、川崎Fから稲本を完全移籍で獲得「自分の持っているものを全て出す」

text by 編集部 photo by Getty Images

20141220_inamoto_getty
札幌に移籍した稲本潤一【写真:Getty Images】

 コンサドーレ札幌は20日、川崎フロンターレから元日本代表MF稲本潤一を完全移籍で獲得したと発表した。

 稲本は1979年生まれの35歳で小野伸二、小笠原満男ら“黄金世代”のひとりでガンバ大阪ユース時代にプロデビューを果たすと、国内屈指のボランチに成長。2001年にはイングランドのアーセナルへ移籍し大きな話題となった。その後はフラム、ガラタサライ、フランクフルト、レンヌとヨーロッパ各国でプレーし、2010年から川崎でプレーしていた。

 日本代表としても欠かせない存在で、2002年の日韓W杯では得点を決めるなど鮮烈なパフォーマンスを見せ、日本中を熱狂させた。W杯には2006年ドイツ大会、2010年南アフリカ大会にも選出されている。

 川崎ではボランチの他にセンターバックにもチャレンジするなど、35歳になった現在も貪欲に成長を続けている。

 クラブの公式HPを通して稲本は「自分の持っているものを全て出し、コンサドーレ札幌のJ1昇格に貢献したいと思います。宜しくお願いします」とコメント。

 また川崎の公式HPでは「5年間、お世話になりました。チームメイト、クラブスタッフ、たくさんのサポーターの皆さんに支えていただいた5年間でした。ありがとうございました。来季はコンサドーレ札幌でプレーすることが決まりました。フロンターレでの経験を生かし、札幌のJ1昇格に貢献したいと思います」とメッセージを残している。

【了】

フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→

KANZENからのお知らせ

scroll top