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香川、指揮官八百長騒動の中での出発にも「僕たちはプロ。信頼して付いていく」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川、指揮官八百長騒動の中での出発にも「僕たちはプロ。信頼して付いていく」
日本代表の香川真司【写真:Getty Images】

 日本代表は29日、1月にオーストラリアで開幕するアジア杯へ向けた国内合宿をスタートさせた。

 MF香川真司は今季、古巣ドルトムントへ復帰したものの、前半を終えて降格圏の17位。自らも低調なパフォーマンスで出場機会を減らしている現状には「すごく苦しいというか、なかなかチームとしても個人としても結果が出ない状況で」と胸中を明かした。

 それでも「ただ、それは自分にとって必ずいい経験だし、こういう状況を力に変えるしかない」と前を向いた。

 また、優勝を果たした4年前の前回大会では、負傷によって決勝戦を前に離脱したため、「もちろん、優勝に関わりたい気持ちは強い」としながらも「もう新たな4年が始まっている。ブラジルまでは、まだまだ自分が成長しなきゃいけない状況だった。変わったところをピッチの上で証明していきたい」とこの4年間での成長を見せる決意を語った。

 そして、連覇のかかる大会へ向けては「自分にとっても代表にとっても大きな大会。個人的にはその大会でしっかりとしたものを残せることが、新年に良いスタートを切ったと言えるんじゃないかと思う」と意欲を示した。

 さらに、八百長関与の疑いを持たれているハビエル・アギーレ監督については「監督の言うことを信じて、監督を信頼してみんな付いていくだけ」と述べ、「僕らにとって大事なのはアジア杯。僕たちはプロ。そこで日本代表として戦うわけだから、その整理はできているつもり」とチームが集中できていることを明かした。

【了】

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