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アギーレ監督、本田は「重要な選手」。遠藤は「素晴らしい人間」。ベテラン勢を絶賛

text by 編集部 photo by Getty Images

アギーレ監督、本田は「重要な選手」。遠藤は「素晴らしい人間」。ベテラン勢を絶賛
ハビエル・アギーレ監督はベテランの力を絶賛する【写真:Getty Images】

【日本1-0イラク アジア杯グループD第2節】

 試合後の記者会見に出席したハビエル・アギーレ監督は、対戦相手のイラクについて「非常に守備が良かった。我々が深いところに侵入できなかった」と称えた。

 一方で、61.1%の支配率を記録するなど試合をコントロールできたことには「スピードのあるカウンターやFKにうまく対応できた」と一定の手応えを示した。

 そして、23分にはFW本田圭佑が自ら獲得したPKを決めて1点を先制。2試合連続のPK弾を決めた本田については「日本にとって非常に重要な選手。いい仕事をして周りを盛り上げた」と称賛。

 それでも「1人でタイトルを取れる選手を私は見たことがない。ピッチでは11人で戦っている」と、チームとして手にした勝ち点3であることを強調した。

 しかし、その後得点を奪うことができず、最終的なスコアは1-0。決定的なチャンスがありながら点差を広げられなかったことには「追加点を奪えなかったことで最後まで苦しむ状況になった」と不満げな表情を浮かべた。

 また、この試合ではMF遠藤保仁が国際Aマッチ150試合出場を達成。この偉業を達成したベテランに対しては「素晴らしい人間であり、チームにとっても重要な存在」と絶賛。

 試合中に関しても「イラクの中盤が非常に良かった。特にボランチをケアしなければいけないということで、遠藤と香川にはそこに着くように指示したがうまく対応した。そして、ボールを持った時にはさらに良いプレーを見せてくれた」とチームへの貢献を高く評価した。

 20日に控えるヨルダンとのグループステージ最終戦は決勝トーナメント進出のかかる大一番。否が応でも緊張感の高まる状況だが、「選手は非常に落ち着いている」という。

 その要因として「4年前に苦しい戦いを経験した選手がしっかりチームを引っ張ってくれている」と、遠藤を筆頭に長く代表で活躍する選手たちの貢献を称えた。

【了】

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