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C大阪・新井場が現役引退。代表キャップ0が不思議なほどハイレベルなSB

text by 編集部 photo by Getty Images

C大阪・新井場が現役引退。代表キャップ0が不思議なほどハイレベルなSB
新井場徹【写真:Getty Images】

 J2セレッソ大阪は19日、DF新井場徹の現役引退を発表した。

 新井場は1979年生まれの35歳で、いわゆる黄金世代の一人として若い頃から活躍してきた。ガンバ大阪でプロデビューを果たすと、2004年に鹿島アントラーズへ移籍。多くのタイトル獲得に貢献し、同クラブの黄金期を支えた。2013年からC大阪でプレーしていた。J1通算423試合に出場し、22得点を記録している。

 技術が高く、相手との駆け引きも上手い。左SBとしてプレーした鹿島では、クラブ史に残る活躍を見せた。また若手の支えにもなった。現在韓国代表としてアジアカップを戦うパク・チュホとは、鹿島時代はポジションを争うライバルでもあったが常に気にかけていたという。

 その能力は間違いなく代表レベルだったが、候補にとどまるなど不思議と縁がなかった。

 クラブの公式HPを通して新井場は「このたび2014シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました。プロとしてプレーした17年間関わった全ての人に支えていただき、ここまで充実した現役生活を送ることが出来ました。本当にありがとうございました。そして、いつも応援していただいたサポーターの皆さま。どんな時も素晴らしい声援を送っていただき本当に感謝しています。このような素晴らしい現役生活を送られたのも共に戦った皆様のおかげだと思っています。長い間、本当にありがとうございました」とコメントを発表している。

【了】

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