警告12枚、退場者2人を出した大乱戦もインテルはサッスオーロに完敗

2015年02月01日(Sun)22時26分配信

photo Getty Images
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攻守に存在感を発揮したサンソーネは終盤に退場【写真:Getty Images】

【サッスオーロ 3-1 インテル セリエA第21節】

 セリエA第21節、10位インテルはアウェイで12位サッスオーロと対戦した。両チームの勝ち点差はわずか1しかなく、この試合の結果しだいでは順位が入れ替わる大事な一戦。

 アウェイに乗り込んだインテルは19歳のドンコルが右SBで今季初先発。イカルディがベンチに座り、1トップにパラシオ、2列目に右からシャキリ、コバチッチ、ポドルスキが入った。

 一方、アジアカップから戻ったばかりの長友はベンチ外。新加入のブロゾビッチが背番号77でベンチメンバーに入った。また、放出が噂される有望株ボナッツォーリもメンバー入りしている。

 3試合勝利がないサッスオーロはザザ、ベラルディ、サンソーネの強力3トップに、カギとなる中盤ではビオンディーニ、マニャネッリ、ミッシローリがユニットを組んでインテルを迎え撃つ。

 序盤はサッスオーロが中盤で積極的なプレッシングからボール奪取、カウンターという流れで惜しいチャンスをいくつも演出する。

 右SBのヴルサリコや中盤のビオンディーニらが存在感を発揮し、ザザやサンソーネといったアタッカー陣も常にインテル守備陣の脅威となり続けた。

 インテルはグアリンが中盤で不用意なボールロストを繰り返し、完全にチームのウィークポイントとして相手に狙われてしまう。

 17分、そのグアリンのミスからボールを奪ってミッシローリが左サイドを突破。エリア手前でパスを受けたザザが反転からDF2人の間を抜く見事なフィニッシュでゴールにねじ込み、サッスオーロが先制した。

 相手のハイプレスに苦しめられるインテルは最終ラインからのビルドアップが機能せず、苦し紛れにロングボールを蹴るばかりで自分たちの形を作らせてもらえない。

 さらにサッスオーロの勢いは止まらない。29分、それまで積極的な仕掛けでインテルの守備をかき回していたサンソーネが左サイドから切れ込んで右足一閃。ハンダノビッチもなす術なく2点目を奪われてしまった。
33分にはザザの単独突破から再びサッスオーロに決定機。ザザはドリブルスピードでヴィディッチを置き去りにするが、元セルビア代表のベテランDFは卓越したタックル技術で難を逃れた。

 2点のビハインドを背負ったインテルだが、覇気が感じられず、シュートチャンスを得ても消極的な姿勢が目立つ。ボールを持っていない選手のフリーランニングも乏しく、攻撃が停滞したまま前半を終えた。

 後半はインテルがボールを保持して押し込む展開に。65分にはシャキリが持ち味である強烈なミドルシュートでコンシーリの守るゴールを脅かすが、惜しくもポストに阻まれた。

 70分、インテルはヴィディッチを下げて加入したばかりのブロゾビッチを投入し、前がかりになってゴールを目指す。

 76分、ブロゾビッチが右サイドからクロスを上げると、逆サイドから飛び込んだSBのドドがフリーでヘディングシュート。しかし、これはコンシーリのファインプレーに止められてしまった。

 さらに攻勢に出たいインテルは78分にパラシオを下げてセリエAデビューとなる18歳のプスカシュをピッチへ送り出す。

 そして83分、途中出場のイカルディがマニャネッリの中途半端なバックパスをカットし、GKコンシーリをかわしてゴールに流し込んだ。イカルディはこのゴールで今季11点目。ベンチからの登場となったが、高い得点能力を見せつけた。

 徐々にプレーとは別の方向に熱くなりはじめ、90分にはサンソーネが退場に。この試合ではベラルディとザザも警告を受けており、次節は不動の3トップ全員が出場停止となってしまう。試合全体ではイエローカード12枚、レッドカード2枚が提示される大荒れとなった。

 後半アディショナルタイムは負傷者の影響などもあり、かなり長めの6分。そして92分にドンコルがエリア内でザザを倒してしまい、サッスオーロにPK。これをベラルディが決めて勝利をたしかなものにした。

 ドンコルはイエローカード2枚目で退場。最後は10人対10人の戦いとなるが、インテルに反撃の力は残されておらずサッスオーロに完敗。

 敗れたインテルは勝ち点26のまま、4試合ぶりの勝利を手にしたサッスオーロは勝ち点を28に伸ばし、インテルを抜き去った。

 インテルは次節ホームでパレルモと、サッスオーロはアウェイで好調サンプドリアと対戦する。

【了】

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