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PSG戦に臨むチェルシー、セスクは病気と格闘中 ウィリアンとオスカルも「ちょっとした問題」

text by フットボールブルー photo by Getty Images

PSG戦に臨むチェルシー、セスクは病気と格闘中 ウィリアンとオスカルも「ちょっとした問題」
チェルシーのMFセスク・ファブレガス【写真:Getty Images】

 チェルシーMFセスク・ファブレガスが、17日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのパリ・サンジェルマン(PSG)戦に出場できるか微妙となっている。先日から体調不良で苦しんでいるためだ。

 27歳のスペイン代表MFは、ジョゼ・モウリーニョ監督がPSG戦に向けて16日に「ちょっと問題」を抱えていると明かした3選手の一人だ。

 モウリーニョ監督は「我々が抱えているのはちょっとした問題だけだ。全員が完璧ではないんだよ」と語った。「オスカルに問題がある。ファブレガスは病気だ。ウィリアンはリヴァプール戦からあまり調子が良くない。ただ、全員が出場したいと望んだし、完全にアウトなのはミケルだけだ」。

 ファブレガスは1月27日のキャピタル・ワン・カップ、リヴァプールとの一戦でハムストリングを負傷してから、2月に入って1試合も先発出場していない。エヴァートン戦で残り20分に復帰を遂げたが、モウリーニョ監督は選手層が薄くなっていることを認めている。

 モウリーニョ監督は「ファブレガスがいると、我々は違うチームになる。良くなるとか、悪くなるとは言わないよ。違うチームと言っている」と述べた。「プレシーズンからチームは彼と一緒に成長してきた。チームは一定のスタイルの方向に向かったんだ」。

「彼がいないと、我々はいくらかのコントロール、ポゼッションを失う。同じチームであり、組織やトランジションは良いが、彼がいると我々はよりうまく試合をコントロールできるんだ。彼のプレースタイルから、我々はよりポゼッションができるようになる」。

 また、モウリーニョ監督は出場停止でここ3試合不在だったジエゴ・コスタについても、100%でないことを危惧している。

 一方で、ローラン・ブラン監督率いるPSGも、週末の試合でヨハン・カバイェ、セルジュ・オリエ、マルキーニョス、ルーカス・モウラが負傷。チェルシー戦で復帰できる可能性があるのは、唯一マルキーニョスだけだ。

【了】

(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。

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