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場外でも”レヴィア・ダービー”? ドルトムント、シャルケがボルシアMGのFWに興味

text by 編集部 photo by Getty Images

場外でも”レヴィア・ダービー”? ドルトムント、シャルケがボルシアMGのFWに興味

ルール地方両クラブが関心を寄せるFWマックス・クルーゼ【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガ第23節でMF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントとDF内田篤人の所属するシャルケによる”レヴィア・ダービー”が現地時間28日に開催される。

 実際のダービーを前に場外でも選手争奪のダービーが起こるかもしれない。27日のドイツ紙『ビルド』が報じている。

 ターゲットになっているのはドイツ代表でボルシア・メンヒェングラードバッハのFWマックス・クルーゼ。

 ドルトムントは今季加入したFWチーロ・インモービレ、アドリアン・ラモスが期待された活躍が出来ておらず、現在CF(センターフォワード)は、本来のポジションではないピエール=エメリク・オーバメヤンが務めている。オーバメヤンはそれでも21試合で9得点を決めているが、同選手が抜けた場合にそこを埋める人材がいないのが現状となっている。

 シャルケに関してもFWクラース・ヤン・フンテラールの代わりとなるCFがおらず、探している最中。

 そこで両クラブは、2017年までボルシアMGと契約を結んでいるが1200万ユーロ(約16億8000万円)で移籍が可能と言われているクルーゼに目を付けたようだ。

 しかし、クルーゼの代理人はドイツのテレビ番組『ドッペルパス』で「チャンピオンズリーグの参加が重要な要素」と明かしており、今季不調のドルトムントにとっては分が悪い。

 シャルケに有利な状況ではあるものの、今季リーグ戦22試合中20試合に出場し、7得点のクルーゼ自身が現状に不満があるとは言い切れないのも事実。

 残留も含めどういう選択をするかは明かしていないが、今週末のダービーの結果も含め場外でのダービーも目が離せない。

【了】

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