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GK山岸の攻撃参加も実らず。昇格組山形は10人の仙台に敗戦

text by 編集部 photo by Dan Orlowitz

GK山岸の攻撃参加も実らず。昇格組山形は10人の仙台に敗戦
途中出場ながら2得点で仙台を勝利に導いたウイルソン【写真:ダン・オロウィッツ】

【ベガルタ仙台 2-0 モンテディオ山形 J1第1節】

 2015シーズンJ1開幕戦が7日に行われ、ベガルタ仙台はモンテディオ山形との「みちのくダービー」を戦った。

 前半をスコアレスで折り返し、後半も互角の展開だったが、63分に仙台の野沢拓也が2枚目のイエローカードで退場したところから試合が動く。

 ハモン・ロペスの1トップにフォーメーションを変えた仙台は68分にルーキーの茂木駿佑に代えて杉浦恭平を投入。

 さらに78分、前線で好プレーを見せていたハモン・ロペスを下げてウイルソンを投入すると、その起用が大当たりだった。

 交代出場直後の81分、梁勇基のクロスをウイルソンがボレーシュートし、先制点をゲット。

 90分、山形はCKの場面でGK山岸範宏が攻撃参加する。しかし、昨季のようにうまくはいかず、仙台ディフェンスにクリアされてしまう。

 そして、そのボールを仙台のDF菅井直樹が追い、守備に入った山形の山田拓巳をかわすと、走りこんだウイルソンにスルーパス。

 フリーでパスを受けたウイルソンは前に出ていたGK山岸をやすやすとかわし、無人のゴールへ流し込んだ。

 途中出場したエースの大活躍で1人少ない仙台が「みちのくダービー」を制した。

 敗れた山形は次節、14日にアウェイで山岸の古巣・浦和レッズと対戦。勝利した仙台は13日にアウェイで柏レイソルと対戦する。

【了】

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