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【海外メディアはこう見た】マンチェスター・ユナイテッドvsマンチェスター・シティ

text by 編集部 photo by Getty Images

先制も劣勢のシティ。ユナイテッドは後半の勢い止まらず

 長年ユナイテッドのゴールマウスを守ってきたエドウィン・ファン・デル・サール氏は「酷い立ち上がりのあと、ヤングが立て直してくれた。彼はファン・ハール監督のもとで人生を楽しんでいる」と前半1G1Aのヤングを称えた。


 
 67分、ユナイテッドがリードを広げる。ルーニーのパスからマタがディフェンスラインを突破し、最後はマタがゴールに流し込んだ。リプレイを見るとオフサイドにも見えるが…。


 
 マタのゴールにはユナイテッドファンとして知られる“世界最速の男”ウサイン・ボルトも大興奮だ。


 
 英紙『テレグラフ』のジャーナリスト、ヘンリー・ウィンター氏は「ペジェグリーニがテクニカル・エリアまで降りてきた。ストレットフォード・エンドの観客からは“お前は明日の朝には解任されている”と歌い始めた」と、ペジェグリーニ監督に対して挑発的なチャントがあったことを明かした。


 
 ユナイテッドは74分、さらにリードを広げる。ヤングのFKから最後はスモーリングがヘディングで合わせて4-1。チェコ人テニスプレーヤーのトマーシュ・ベルディハも歓喜のツイート。


 
 シティのホームで行われた今季最初のダービーで退場してしまったスモーリングにとっては汚名返上の一撃となった。


 
 元リバプールのジェイミー・キャラガー氏は「昨季よりもフェライニの活躍を嬉しく思う。他の選手と同じように、ファン・ハールのシステムにとって重要な選手となったようだ」と元エバートンのフェライニの活躍を喜んだ。


 
 この日は75,313人もの観客がマンチェスター・ダービーを見届けた。


 
 試合終了間際にシティも一矢報いる。サバレタのクロスからアグエロが記念すべき100点目となるゴールを決めて4-2と差を縮めたが、反撃もここまで。


 
 試合はこのまま終了。4-2でユナイテッドがダービーを制した。

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