J1の鹿島アントラーズは1日、FWジネイの加入が決定したことをクラブのオフィシャルサイトで発表した。

　ジネイは今季開幕前にECヴィトリアから鹿島への入団が決定していたが、メディカルチェックで右膝半月板の損傷が確認されたため入団が取り消しとなり、本人が謝罪をしたことで話題に。以降は無所属が続いていた。

　しかし、この4月からクラブの練習に参加しており、“再テスト”を経て今回の再入団に至った。背番号は、開幕前に発表されながら背負うことが出来なかった「9」になる。

　ジネイは同サイトを通じて、「鹿島アントラーズに加入できたことに大きな喜びを感じています。過去1か月は、テスト期間としてクラブの練習に参加し、日々のトレーニングの中でコンディションを取り戻すことができました。

　フロントスタッフやコーチングスタッフも真摯に接してくれて、心から感謝しています。1日も早くホームのピッチに立てるよう、試合勘を磨き、チームメイトとの理解を深めていきたいと思います。このクラブの歴史に新たなページを刻めるよう、力の限り戦いますので、熱いサポートをよろしくお願いします」とコメントを残している。

　鹿島はFWダヴィが左膝の重傷で長期離脱しており、JリーグやACLでは本来は中盤の金崎夢生が1トップを務めるなど、前線の選手が駒不足となっていた。

　今回晴れて再入団を果たした31歳のブラジル人ストライカーは、鹿島浮上のキーマンとなるのだろうか。

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