大型トレード実現なるか?【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのMFイルカイ・ギュンドアンとバイエルン・ミュンヘンのMFマリオ・ゲッツェがトレードされると言う噂について、ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)がテレビ番組の『スカイ90』で、初耳だということを明かしている。
先日、ドルトムントは2016年まであるギュンドアン契約を延長しないことを発表。そのため、移籍金の得られる今夏に売却されるのではないかと言われていた。
候補としてあがっているのは、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、アーセナルをはじめとするプレミアリーグの複数クラブ。そして、さらにバイエルン・ミュンヘンの話も出ている。
2季連続でバイエルンに選手を引き抜かれているドルトムントにとってこれ以上の引き抜きは避けたいところ。しかし、ドイツの番組『ドッペルパス』によると、DFBポカール(ドイツカップ)準決勝の際にドルトムントのハンス・ヨアヒム=ヴァツケCEOとカール=ハインツ・ルンメニゲCEOが会談を行ったという。
これに対し、ツォルクSDは「その場で何が話されたのかは私には説明できない」と、話があったことは否定はしていない。
しかし、トレードの噂に関しては「私は今初めて聞いた。高い値段で彼はバイエルンに移籍した。彼ははバイエルンの選手。私にはそれを想像することはできない」と、述べている。
現時点では可能性は薄いが、これまでにもヌリ・シャヒン、香川真司などを取り戻してきた経緯があることを同紙は述べ、状況次第で実現する可能性を示唆している。
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