興梠慎三【写真:Getty Images】
【ブリスベン・ロアー1-2浦和レッズ ACLグループステージ第6節】
アジアチャンピオンズリーグが5日に行われ、浦和レッズはアウェイでブリスベン・ロアーと対戦した。
既にグループステージ敗退が決まっている浦和は主力を温存する中、負傷で戦列を離れていた興梠慎三が復帰。スタメンに名を連ねた。
ブリスベンは5分、ゴール中央からFKを狙うもGK大谷がパンチングで防ぐ。その後もブリスベンがペースを握るも浦和もしっかり耐える。
20分、興梠が決定機を迎えるも決めきれない。それでも24分、鈴木のスルーパスに抜け出した興梠が落ち着いて左足で決めて、浦和が先制に成功した。
その後、両チームとも相手ゴールへ迫る場面を作るも得点は生まれず。浦和が1点リードで前半を折り返した。
52分、浦和は橋本のクロスに李が合わせるも枠を捉えられない。56分、興梠に代わって武藤が投入される。
すると、いきなりスコアが動く。57分、ロングフィードを李が落とし、それを拾った高木が浮き球のスルーパスを通すと、走り込んだ武藤が落ち着いて決めて2-0とした。武藤はファーストプレーを得点に結びつけた。
しかし71分、カルジェロヴィッチのゴールでブリスベンに1点を返される。
1点差に詰め寄られた浦和だったが、このまま試合終了。ACL最終戦を勝利で締めくくった。
【得点者】
24分 0-1 興梠慎三 (浦和)
57分 0-2 武藤雄樹(浦和)
71分 1-2 カルジェロヴィッチ(ブリスベン)
【了】