【鹿島アントラーズ2-3FCソウル ACLグループステージ第6節】

　アジアチャンピオンズリーグのグループステージが5日に行われ、鹿島アントラーズはホームでFCソウルと対戦した。

　試合前の時点で3位の鹿島アントラーズ。同勝ち点の2位・ソウルを上回って決勝トーナメントに進出するには勝つしかない。非常にシンプルな状況で、鹿島は試合を迎えた。

　8分、試合が動く。先制したのは鹿島だ。土居の縦パスを受けると、反転して右足を振り抜きネットに突き刺した。今季初スタメンのストライカーがセレーゾ監督の期待に応えた。

　その後も鹿島がボールを保持するが、ソウルも時折カウンターを仕掛けようとする。徐々にソウルが攻勢を強めるも、鹿島もしっかり相手に寄せ、自由にプレーさせない。

　鹿島は26分、クロスのこぼれを遠藤が左足て狙うもGKがセーブ。29分にも遠藤。FKを直接狙うと、ポストに直撃。こぼれにカイオが詰めるも追加点は奪えない。

　36分、CKからソウルに同点ゴールを許し、試合は振り出しに戻ってしまう。マークを外され、フリーで合わせられた。

　追加点を奪いたい鹿島だったが、51分、ソウルに逆転ゴールを許してしまった。

　68分、鹿島は赤崎に代えて高崎を、71分にはカイオを下げて本山を投入した。直後に本山のクロスに山本がヘディングシュートを狙うも枠を外れた。

　そして79分、ゴール前に上がったボールを最後は柴崎岳トラップからループボレーを決めて鹿島が同点に追いついた。

　しかしアディショナルタイム、ソウルに3点目を奪われ万事休す。鹿島はこの試合を落とし決勝トーナメント進出を逃した。

【得点者】
8分 1-0 赤崎秀平（鹿島）
36分 1-1 イ・ウンヒ（ソウル）
51分 1-2 バルバ（ソウル）
79分 2-2 柴崎岳 （鹿島）
90分 2-3 モリーナ （ソウル）

【了】