チャンピオンズリーグ（CL）準決勝1stレグのバルセロナ対バイエルン・ミュンヘンが現地時間6日に開催される。

　試合を前に記者会見が行われ、同会見に出席したバイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督は、「戻って来られて嬉しい。たくさんの思い出がある。私にとっては特別だ」と、バルセロナに凱旋した感想を語った。

　それでも「私はバイエルンの監督。簡単なことではないが、出来る限りを尽くす」と明かし、「バイエルンが決勝へ進むための仕事をこなすためにいる」と、バイエルンの監督として全力を尽くすつもりだ。

　相手のバルセロナについて「バルセロナは常にボールを保持してくる。我々は注意深く見ておく必要があるだろう。（リオネル・）メッシやネイマールのプレーは予測不可能だ。右に来たと思えば、左に来る」と、強力な攻撃陣を含めたチーム全体を警戒した。

　また、「強力なタレント集団を相手に勝ち点を獲ることは難しい」としながらも、「我々は得点を奪う必要がある。守りきるだけではほぼ不可能だ」と、守りに入るつもりもなく、アウェイゴールを奪う気でいる。

　強敵との対戦を前に多くの負傷者を抱えているが「言い訳を言ったことも、これから言うこともない。それでけが人が魔法のように治るわけでもない」と、嘆いても仕方のないことと述べた。

　グアルディオラ監督は「バルセロナ戦は私の人生で重要なものの1つとなる」と、特別な地で、特別なチームとの対戦になると考えているが「私は勝つためにここにいる」と意気込んでいる。

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