チャンピオンズリーグ（CL）準決勝2ndレグが現地13日に行われ、レアル・マドリーはホームでユベントスと。1-1のドローに終わり、合計スコア2-3でCL決勝に別れを告げた。

　マドリーのDFマルセロは試合後、ミックスゾーンでスペインの複数メディアに「無数のゴールチャンスを作り、ゴールを決めるために全力を尽くしたけど実現できなかった」と述べた。

　マルセロは、決勝へ進んだのはユーベであるため相手より優れていたとは考えていないが「ユベントスより悪いプレーをしたわけではない。ゲームを支配していたけどボールは入ろうとしなかった。運が悪かった」と、チームに決定力が足りなかったことを悔やんだ。

「マドリーは全てを競うことが義務付けられている。今はもうリーガしかない、かなり難しいけど絶対に不可能と言うわけでもない」

　この敗退によってアンチェロッティ監督の去就が話題になるが、マルセロは「僕の視点からしたら彼は勝者だ。僕が決断を下すとしたら監督は続行するさ。偉大な監督だ」と、同監督を擁護した。

　また、マドリーとの決勝戦は「歴史的」とバルセロナのDFピケがバイエルン戦の後に主張していた。マルセロは「バルサとの決勝戦が美しかったとは思わない。美しいのは決勝戦に辿り着くことであり、我々は決勝戦にいない」と語った。

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