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リバプール、ジェラードのホームラストを勝利で飾れず。まさかの3失点逆転負け

text by 編集部 photo by Getty Images

リバプール
ジェラードはホームでのラストゲームに臨んだ【写真:Getty Images】

【リバプール 1-3 クリスタル・パレス プレミアリーグ第37節】

 イングランド・プレミアリーグ第37節が現地16日に行われ、リバプールとクリスタル・パレスが対戦した。

 今季限りでリバプール退団が決まっているジェラードにとってアンフィールドで最後のゲームということもあり、大きな注目が集まったこの試合。

 偉大なキャプテンは3人の娘たちとともに両チームの選手が作った花道を通って入場し、サポーターはイニシャルと背番号、そして「CAPTAIN」を表現した鮮やかなコレオグラフィで迎え入れた。

 こう着状態が続く中、26分に試合が動く。古巣対戦となったケリーからダンへのバックパスがミスになり、ララーナが前線でボールを奪う。そのまま持ち込んでシュートを突き刺したララーナのシーズン5ゴール目でリバプールが先制した。

 なかなかチャンスが訪れないクリスタル・パレスだが、43分にパンチオンが試合を振り出しに戻す。ゴール正面でFKを得ると、GKミニョレが一歩も動けない見事なキックを沈め、同点に追いついた。パンチオンは2試合連続で直接FKを決めている。

 そして60分、セットプレーの流れからこぼれ球に反応したボラシが絶妙なワンツーで右サイドを崩して折り返す。そのボールがDFに当たってコースが変わると、ファーサイドで待っていたザハが交代直後のファーストタッチで押し込み、クリスタル・パレスが逆転した。

 リバプールは64分、スターリングのパスを受けたジェラードが狙いすましたミドルシュートでゴールを狙うが、GKヘネシーに止められてしまう。

 ジェラードのホーム最後の試合で負けるわけにはいかないリバプールだが、その後もボールを支配しながらチャンスを作れない展開が続く。

 すると91分にルーカスがザハを倒してクリスタル・パレスにPKを与えてしまい、途中出場のマレイにゴールを許して万事休す。まさかの3失点で大事な試合を落としてしまった。

【得点者】
26分 1-0 ララーナ(リバプール)
43分 1-1 パンチオン(クリスタル・パレス)
60分 1-2 ザハ(クリスタル・パレス)
91分 1-3 マレイ(クリスタル・パレス)

【了】

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