最高の雰囲気を醸し出すファン。圧倒的な活躍の香川。「流動性」と「躍動感」を取り戻したドルトムント

長くチームを支えてきた元主将セバスチャン・ケールと指揮官ユルゲン・クロップのリーグ最終戦。スタジアムは最高の雰囲気を醸し出し、それに引き上げられるようにチームは躍動した。その中で香川真司も圧倒的な活躍で勝利に貢献した。

2015年05月24日(日)12時10分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images
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かつて無類の強さを誇った頃の雰囲気を作り出す

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香川真司も圧倒的な活躍で勝利に貢献した【写真:Getty Images】

 ドルトムントがブレーメンを圧倒した。「流動性」と「躍動感」、2つの要素で「前半は特に攻撃が良かった」と香川真司は言う。

 開始1分、早くもムヒタリヤンがシュートを放つ。ムヒタリヤンは「今日は本当にとても良い試合をした。特にセバスチャン・ケールとユルゲン・クロップのためにね」と言葉を残した。

 今日がドルトムントでは最後のブンデスリーガの試合となる2人のために、ジグナルイドゥナ・パークは最高の雰囲気を作り出した。かつて香川が在籍して、無類の強さを誇った頃のような。

 その雰囲気に飲み込まれたチームは「躍動感」にあふれて、特にケールは序盤から何度も攻撃を演出した。8分、ケールからパスを受けた香川は左のロイスへ、折り返しにオーバメヤンがシュートを放つがポストを直撃する。11分にもケールのパスを受けて、香川はオーバメヤンに合わせようとスルーパスを送る。

 ブレーメンを相手にドルトムントのプレッシング、ゲーゲンプレッシングは機能し続けた。プレスから奪うだけでなく、奪われたとしても、すぐに奪い返す。

 そして15分、先制点を奪ったのは香川だった。力強くボールを奪ってドリブルで進むギュンドアンからパスを受ける。CBルキミヤの重心を外すと、「後は決めるだけ」だった。1-0。

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