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自身のプロ初ゴールで柏を救った小林「ひるんだら負けだと思っていた」

text by 編集部 photo by Dan Orlowitz

自身のプロ初ゴールで柏を救った小林「ひるんだら負けだと思っていた」
小林祐介【写真:ダン・オロウィッツ】

 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦の2ndレグが26日に行われ、柏レイソルがアウェイゴール差で水原三星ブルーウィングスの追撃を振り切り、2戦合計スコア4-4で準々決勝進出を決めた。

 次のラウンド進出に向けて勝利が絶対条件の水原三星に対し、2点のビハインドを背負った柏だが、勝利の女神に見捨てられてはいなかった。

 65分に20歳の小林祐介が、自身のプロ初ゴールで1点を返し、柏をベスト8に導いている。

 勝敗を分ける一発を沈めた小林は「相手はくるとわかっていたので、そこでひるんだら負けだと思っていたので、思い切ってやろうと思っていた」と試合を振り返る。

 ACLの大一番でチームを勝利に導く1点が自身のプロ初ゴールとなり、「自分のゴールでベスト8に進出できたので、すごく嬉しい」と喜びを語っている。

 ゴール自体は「こぼれてくるだろうなと思いながら前にいっていて、いいところにこぼれてきたのを何も考えずに打ったら入った」と謙遜するが、間違いなく狙い通りの素晴らしい一撃だった。

 次の試合は2週間ぶりのリーグ戦となり、一旦ACLは中断期間に入る。小林も「Jリーグとアジアは違うので、そこでいろいろなことを、いい経験ができている。それをJリーグでも生かしていければ」と、リーグでも継続して出場機会を得ることに意欲を見せた。

【了】

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