長谷部誠【写真:Getty Images】
11日のイラク戦と16日のロシアW杯アジア2次予選に向けて始動した日本代表は5日、海外組のみが練習を行った。
この日から本田圭佑と香川真司が合流し、海外組が揃った。その後、Jリーグの試合を終えてから国内組も加わり、本格的に競争も始まっていく。
「(監督は)全ての選手に対してフラットに、誰に対しても特別な待遇は取らないとずっと言っています。競争の中で勝ち残っていく選手がピッチに立ったり、メンバーに選ばれていくと思うので、すごくいい競争ができるんじゃないかと思います」と、長谷部誠はメンバー間の定位置争いを歓迎する。
この日の練習でもヴァイッド・ハリルホジッチ監督は激しさを求めた。これについては「それは監督のやるサッカーに全て通じてると言っていた。そういう部分ではシンプルと言えばシンプル」と話す。
また、FIFAのブラッター会長が辞意を表明するなど話題となっている。長谷部は「サッカー界にとってああいうゴタゴタは間違いなくいいことではない」と、自身の考えを述べる。
「サッカーというスポーツは常にクリーンでありたいと選手として思う」と、サッカーに生きる者としての矜持を語った。
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