【日本 4-0 イラク　国際親善試合】

　日本代表は11日、キリンチャレンジカップでイラク代表と対戦し、4-0で勝利を収めた。

　センターバックとして先発フル出場し、完封勝利に貢献した槙野智章は、約3年ぶりとなる代表でのゴールを挙げた。チームを勢いづける序盤での2点目奪取に「今回はW杯予選の前ということでメンバーも、そして質も非常に上がっている中でゼロに抑えたのと、ゴールだったので、個人的には非常にうれしいものがあった」と喜んでいる。

　また、3バックを採用している浦和レッズとは役割が異なる4バックの中央でプレーしたことについて「戸惑いはなかったし、自分のやるべきことはハッキリしているので、全然問題ない」と自信を強調している。

　そして、コンビを組んで無失点の原動力となった吉田麻也を「全体的なオーガナイズとラインコントロールをリーダーシップ取ってやってくれているので、本来なら年上の僕がやらなきゃいけない部分はありますけど、お互いにいい関係を築けている」と称賛し、「非常にいいラインの統率とゲーム運びができたと思う」と、試合内容に満足感を示した。

【了】