【日本 2-0 コスタリカ 国際親善試合】

　リオデジャネイロ五輪出場を目指すU-22代表は1日、ユアテックスタジアム仙台でコスタリカU-22代表と親善試合を行った。

　海外組を欠く日本はGKに櫛引和敏、DFに伊東、植田、岩波、亀川を起用。中盤の底にキャプテンの遠藤と18歳の井手口、右に初招集の前田、トップ下にエース中島、左に野津田、そして1トップに好調の浅野が入った。

　序盤からコスタリカの荒いプレーに苦しめられた日本だが、前半のうちに先制に成功する。36分、左サイドバック亀川のクロスにニアサイドへ飛び込んだ野津田がボレーで合わせ、ゴールをこじ開けた。

　これまでに戦ってきたシンガポールやミャンマーといったチームとは一味違うコスタリカ相手に1点リードで後半を迎えた日本は、開始から井手口に変えて横浜FMで主力に成長した喜田を投入する。

　後半から5バックにフォーメーションを変えていたコスタリカ相手に攻めあぐねるが、日本は選手交代で流れをつかんでいく。矢島、オナイウ、金森、川口が途中出場した。

　すると77分、”博多のネイマール”が魅せる。中央でドリブルを仕掛けると、トップスピードのまま突進してエリア外から豪快なミドルシュートを突き刺した。

　その後はしっかりと無失点で絞めて2-0で勝利を収めた。。様々な選手を試しながら勝ッた若き日本代表はリオデジャネイロ五輪予選に向けて大きく弾みをつけた。

【得点者】
36分 1-0 野津田岳人（日本）
77分 2-0 金森健志（日本）

【了】