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バイエルン、ユベントスからチリ代表MFビダル獲得。ルンメニゲ会長が明かす

text by 編集部 photo by Getty Images

バイエルン、ユベントスからチリ代表MFビダル獲得。ルンメニゲ会長が明かす
チリ代表のMFビダル【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンは23日、ユベントスに所属するチリ代表のMFアルトゥーロ・ビダル(28)獲得で合意に達したことを発表した。

 2011年にレバークーゼンからユベントスに移籍したビダルは、加入初年度からレギュラーを獲得し、昨季はチームのスクデット4連覇とチャンピオンズリーグ決勝進出に大きく貢献。今夏に母国で開催されたコパ・アメリカ(南米選手権)では同国史上初の優勝に導き、レアル・マドリーやアーセナルなどへの移籍が取り沙汰されていた。

 バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長は、遠征先の中国で行われた記者会見で「クラブ間と個人で合意に達した。あとはメディカルチェックと契約書へのサインを残すのみだ」と、ビダルがチームに加入することを正式に表明した。

 伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、バイエルンはユベントスとボーナス込みの3800万ユーロ(約51億円)で合意に達し、ビダルとは年俸650万ユーロ(約9億円)の5年契約で合意に至ったと報じられている。

 なお、ルンメニゲ会長は、移籍が噂されているFWトーマス・ミュラーやMFマリオ・ゲッツェについて言及し、「値札が付いていない選手もいる。ミュラー放出は完全にクレイジーな判断だ。ゲッツェにはここでポジションを争う方が賢明だとアドバイスした」と、両選手の退団を否定している。

【了】

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