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川崎DF谷口、0-0のシンガポール戦を忘れない「アジアでの戦いの厳しさを感じた」

text by 編集部 photo by Getty Images

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谷口彰悟【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)は23日、中国で開催されるEAFF東アジアカップ2015に向けたメンバーを発表した。

 川崎フロンターレからは谷口彰悟が選出された。現在、チームではCBを務めるが、ハリルジャパンではボランチとして考えられている。

 ポジションによって役割は変わってくるが、「それは慣れっこというか、ポジションが変わることは多かったので、頭の整理だけしっかりしたい」と谷口。実際、川崎ではCBもボランチもこなしているため、柔軟に対応できるだろう。

 国内組のみの陣容で、初選出の選手も多い。谷口としてはどのようなスタンスで臨むのだろうか。

「まだまだ代表を引っ張るようなことは全然できないと思いますし、まずは試合に出るために練習から高いパフォーマンスを発揮していかないといけない」

 そう控えめに話すが、W杯2次予選でスコアレスドローに終わったシンガポール戦を、谷口はベンチから見つめた。この試合で得たものは確かにあった。

「アジアでの戦いの厳しさを感じたので、みんなにうまく伝えながら。みんなもわかっていると思いますけど、そういったところでもう一回気を引き締めて戦えればと思っています」

 日本代表は前回大会も国内組で臨み、優勝している。谷口は「2連覇したいですし、そのために自分がしっかり貢献できればと思います」と、東アジアの頂点を目指す姿勢を示した。

【了】

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