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香川真司 9年前

熾烈な争いを制するために覚悟をみせる香川「どの試合も結果がほしい」

ドルトムントは現地時間6日、ヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦2ndレグでオーストリアのボルフスベルガーACと対戦した。日本代表MF香川真司はトップ下で先発出場を果たしている。コンディションが上向いているという同選手だが、熾烈なポジション争いに制するため「結果にこだわる」覚悟を語っている。

text by 編集部 photo by Getty Images

「引いた相手で難しかった」

熾烈な争いを制するために覚悟をみせる香川「どの試合も結果がほしい」
トップ下で先発出場を果たした香川真司【写真:Getty Images】

――今日の試合について

「前半、なかなか相手も引いていたので難しかったですね」

――前回は引いた相手との戦いだったが、監督は今日はどうしようと

「やっぱり引いた相手なので、逆サイドでボールを持った時にサイドバックとサイドハーフの連携を意識しろと言われました」

――トップ下での起用だったが、どういうことを意識したか

「監督からも『シンジを見ろ』とは言われてましたし、上手くターンしてっていうのは考えていました。ですが、やっぱりあそこの守備は固いですし難しさはありました」

――今日は裏に抜けたり、結構周りが見てくれていたのかなと

「そうですね。最後の精度が合わなかったのはありますが。まぁ、これからかなって感じはします」

――DFウカシュ・ピシュチェクのクロスを受けてシュート打ち、ディフェンスにブロックされた。もう一個前でほしかった?

「もう一個前か、あのタイミングでした。もう一個前で来れなかったから、次あのタイミングだろうなと思っていました。ただ、シュートは甘かったですね」

――その後のオーバメヤンがオフサイドになったのは、セカンドを拾ってから

「確かにブロックはしていたから、オフサイドは取られてしようがないです。ですが、もうちょっと切り返したときに右側に出せれば、ディフェンスがついてこれなかったはずです」

――ここまで、あのような一瞬でてキレのある動きは少なかったと思うが

「そうですね。コンディション自体は凄く体が重いところがありました。しっかりと体調を整えて、また、しっかり次の試合に準備したいな、と。試合も久しぶりにホームということで、コンディションの不安は多少はありました」

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