ミランに所属する日本代表のFW本田圭佑（29）はイタリア国内で移籍する可能性が浮上した。

　伊メディア『カルチョメルカート』によると、ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長は近日中にミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOと会談を予定しており、そこで本田とMFスソのチーム内での立場を確認し移籍の可能性を問い合わせるつもりだという。

　シニシャ・ミハイロビッチ新体制のミランは、トップ下を置く布陣を採用しており、本田は昨季チーム得点王のFWジェレミー・メネズやMFジャコモ・ボナヴェントゥーラなどとポジションを争うことが濃厚。プレシーズンでは公平に出場機会が与えられているものの、多くの攻撃的MFが犇き合っている状態だ。

　ジェノアのプレツィオージ会長は、アジア市場進出の足掛かりとして三浦知良がプレーした1994/95シーズン以来20年ぶりの日本人選手獲得を画策しており、先日はインテルに所属するDF長友佑都の獲得にも乗り出した。同クラブは、トッテナムやエバートンからも興味を示されている本田を振り向かせることはできるだろうか。

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