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バイエルンSDはゲッツェの残留を強調「退団を考えるのは普通のこと」

text by 編集部 photo by Getty Images

バイエルンSDはゲッツェの残留を強調「退団を考えるのは普通のこと」
マリオ・ゲッツェ【写真:Getty Images】

 ユベントスへの移籍が報じられているバイエルン・ミュンヘンのマリオ・ゲッツェだが、クラブに手放す意思はないようだ。マティアス・ザマーSD(スポーツディレクター)が伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に対して語った。

「マリオに関する話はすべて外部からの噂に過ぎない。スポーツの面には関係しない。彼はバイエルンとあと2年契約を残している」とあくまで引き止める意思を示したザマーSDだが、ゲッツェの立場は危ういものとなっている。

 ユベントスからアルトゥーロ・ビダルを獲得し、前線にはシャフタール・ドネツクからドグラス・コスタが加入した。昨季も主力になりきれず終わったゲッツェはさらに出場機会を失う可能性もある。

 その状況に対しザマーSDは「彼が非常に若い選手であることを忘れてはならない。我々は素晴らしいクオリティを備えたチームで、選手が退団を考えるのは普通のことだ」と述べ、23歳の天才アタッカーに理解を示す。

 だが、クラブからの期待は大きい。かつてゲッツェの古巣でもあるドルトムントやドイツ代表として活躍したSDは「私は彼がトップレベルへと成長し、この状況を突破する意志を示してくれると期待している」と若きファンタジスタに奮起を促した。

【了】

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