ストーク・シティvsリバプール
リバプールにとっては、昨季の最終節で味わった屈辱を晴らす絶好のチャンスだ。スティーブン・ジェラードのラストゲームとなったブリタニア・スタジアムでの一戦で、1-6の大敗を喫している。
昨季を6位で終えたリバプールは、レジェンドであるジェラードが成し遂げられなかったプレミア優勝を果たすべく、大型補強を敢行。ジェームズ・ミルナー(シティ)、クリスティアン・ベンテケ(アストン・ヴィラ)、ロベルト・フィルミノ(ホッフェンハイム)には確かな実績がある。
ブレンダン・ロジャーズ監督はシーズン途中で4バックから3バックにシフトしたが、新シーズンは4-3-3で挑むことになりそうだ。
サブにはディボック・オリギやジョー・アレン、デヤン・ロブレンらが控えているが、日程や移動で大きな負荷がかかるヨーロッパリーグ(EL)を同時に戦うことを考えると、ロジャーズ監督がこのメンバーをどうやり繰りするかが大きなカギとなりそうだ。
そして、リバプールは昨季の最終節を含めてブリタニアでのストーク戦は1勝4敗と相性が悪い。
ストークも元リバプールのグレン・ジョンソンを含めてハノーファーのホセル、チェルシーのマルコ・ファン・ヒンケル、バルセロナのイブラヒム・アフェライら実力者を補強。
昨季は開幕から2勝3敗とスタートダッシュに失敗しただけに、相性の悪さに終止符を打ち、勢いを持ってシーズンをスタートさせたいところだ。
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